【さくっと解説】今更聞けない?陶器・磁器の作り方ってどうなっているの?

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生まれ変わったら、靴職人になりたい筆者( .@azusagut )です。

うつわは見て、使うのももちろんですが、

実際に作ってみるのも楽しいものです。

作り手の立場になってみるのもいいものですよ。

実際に陶芸体験をする前に…すこし陶器づくりの流れについて学んでみませんか?

ということでこの記事では、

  • うつわの作り方

についてさくっと解説です。この記事を読んだ後、陶芸体験をしに行きたくなる…かも。


【さくっと解説】日本のうつわの歴史|陶磁器についてと三大陶磁器とは?

目次

うつわの作り方

陶器磁器も基本的な作り方に違いはありません。

うつわというものは、土、技法、釉薬によって差が出てきます。

ここでは基本的な作成手順を紹介します。

1.土を練る

その土地土地によって土の種類も様々です。特に陶器はこの土によって表情が変わるものです。

2.成形する

作品の形を作ります。ロクロを使ったり、手でつくったりする場合もありますが、ロクロを使うことによって、大量生産を可能にしています。

3.半乾燥させる

成形直後は粘土が柔らかく、力を加えたりするとせっかくの作品が簡単に変形してしまいます。

4.仕上げ

かきべらななどで表面を削ったり、カンナなどで高台を作ったり、なめし皮などで口縁を滑らかにしたりします。


作品全体の形を修正が行える最後の工程です。作品に歪みがないか、ひび割れがないかなど確認します。

5.素焼き

素焼きにより、少し丈夫になり、下絵漬けなどの作業がしやすくなります。

6.下絵付け

ここも地方によって様々な表情が出るところ。もちろん、下絵付けをしないものもあります。

この装飾技法は「布目」「櫛目」「刷毛目」など、多くの種類があります。

7.施釉

ここで釉薬をかけます。

焼成すると、ガラス質に変わり陶磁器の表面を覆います。

これにより、吸水性を失くしたり、傷つきにくくしたりする効果が得られます。釉薬自体にも多くの種類があり、こちらも器の表情を作ります。

8.本焼き

1200度から1300度ほどの高温で焼くことにより、より硬く焼きしまります。

9.上絵付け

必要があれば、ここで更に彩色を施します。

こちらでは赤、黄、緑、金などより艶やかな色で彩色します。上絵付けののち、「上絵焼き」といって再度焼きます。

10.完成

と、このような過程を経て、うつわは作られています。

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自宅で学ぶ陶芸


こんなものもありますよ!自宅で楽しく陶芸体験


書籍で学ぶのもありですね。

まとめ

本記事では、「【さくっと解説】今更聞けない?陶器・磁器の作り方ってどうなっているの?」について書きました。

陶芸体験は身近に体験できるものですので、ぜひ一度土に触れてみてください。

童心に帰れて結構楽しいものですよ!

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