かわいいマグはいくつあっても足りません。な筆者( .@azusagut )です。
可愛いマグといっても、あまり市場では見かけないようなマグカップをお探しの方にぜひおすすめしたいのが、
こちら!
ポーランド生まれのポーリッシュポタリーです。
ポーリッシュポタリーってかわいいですよね。
しかし、まだ一般的ではないのかあまり見かける機会がありません。
もっと多くの人にポーリッシュポタリーを知ってもらいたい…!
ということで、今回はポーランド生まれの食器、ポーリッシュポタリーについて
- 歴史
- 特徴
- おすすめのお店紹介
について書きました。
見た目のかわいさもさることながら、レンジ・オーブン対応、食洗器もどんとこいの頼れるうつわです。
ちなみに、よく見かける「セラミカ」「ツェラミカ」はメーカーの名前です。
同一メーカー。標記のブレです
本記事でマグカップを3つ紹介していますが、
もっといろいろなポーリッシュポタリーを見たい方は、ぜひぜひコチラを参照してください。
ポーリッシュポタリーの歴史
ポーランドはドイツなどと国境を接している国です。
マークのついている「ボレスワヴィエツ」という地域が舞台になります。
ポーリッシュポタリーのおこり
14世紀頃から、ボレスワヴィエツとその周辺で陶器製造がはじまったといわれています。
この地域に流れるクフィサ川とブブル川の流域は良質な陶土に恵まれており、陶器づくりに適しているそうですよ。
ドイツの技術が今の形の原型となる
今日のポーリッシュポタリーはスタンプによる絵付けの技法を基盤としているのですが、この技法は実はドイツによってもたらされたものなのです。
実は世界大戦時にボレスワヴィエツは一時ドイツ領だったのです。
この時移住してきたドイツ人が陶器製造会社を設立、絵付け技術を伝えました。
終戦後、ボレスワヴィエツが返還されるとともに、会社も国営化しました。ドイツ人も本国に戻り、作り手はドイツ人からポーランド人に移り変わりました。
アメリカから世界へ広がっていく
1990年代始め、ドイツに駐留する米軍の家族たちがボレスワヴィエツへ旅行するようになりボレスワヴィエツ陶器に注目をし始めました。
彼らは購入した陶器をアメリカへ持ち帰り、母国で使い始めました。
アメリカで「ポーリッシュポタリー」と呼ばれたうつわの人気は、一気に広がることになりました。
2000年ごろになると、伝統的な製法と絵柄を踏襲しつつ、新しい柄の考案、芸術性を高めたことや、品質と安全性で市場から高い評価を得て、ポーランドを代表する陶器として世界的に認知されるようになりました。
まだ20年ちょっと。もっと認知されるといいですね
ポーリッシュポタリーの特徴
形はもちろん、大小様々な形体があり、和洋食を問わず、どんなシーンでも使いやすいのが特徴です。
基本的に厚手で、やや重ためですが、口当たりが優しくいつくりです。
また、置物、花瓶、植木鉢、ソープディッシュ、ユテンシルホルダー、ペット用のボウルなど食器以外も焼かれています。
食洗器、レンジ、オーブンすべて対応しているのが嬉しいポイント!
ポーリッシュポタリーの作り方
800度前後で素焼きされ、絵付け後をします。次に釉薬を施して、最後に1200~1300度で焼き上げられます。
絵付けは手作業がほとんど。スタンプで造ることもあるそうです
安心の品質
EU指令に基づいた食品用安全基準(1935/2004)を満たしており、かつ日本への輸入に際しては食品衛生法の検査があるのですがその基準をクリアしているので品質は問題なく安心して使用できますよ。
おすすめのポーリッシュポタリー
さて、種類が多いポーリッシュポタリーですが、筆者がおすすめするマグカップを3つ紹介します。どれも食洗・レンジ・オーブンOKです!
もっといろいろ見たい方はぜひこちらを!
ポーリッシュポタリーのまとめ
本記事では「セラミカ?ツェラミカ?ポーリッシュポタリーの歴史や特徴って何?」について書きました。
かわいいだけじゃない、ポーリッシュポタリーをぜひ迎えてあげてください。
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